プロフィール
dohmu
dohmu
遊び心からの創作活動。      こども達はDohmuの父です。
http://dohmu.miyachan.cc/t49227
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
アクセスカウンタ
オーナーへメッセージ
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter
QRコード
QRCODE

スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  
Posted by みやchan運営事務局 at

2010年02月03日

素朴と雅な佐土原人形

佐土原人形のルーツ

宮崎市の特区佐土原町の西佐土原は島津配下の城下町、ここに佐土原人形のルーツがある。
佐土原人形は1597年の朝鮮の役後に朝鮮半島からこの地に渡って来た陶工たちが故郷の家族の安穏を祈り、創り始めたと伝えられています。
佐土原藩は寛保年間に鹿児島苗代焼きの陶工を招き、佐土原焼きを起こした。 しかし、適した陶土に恵まれず大変苦労し、 その為、知恵とアイディアで佐土原独自の製法を生み出し、佐土原人形の特徴へと発展しました


佐土原人形の特徴

① 首が太く入れ込み式
② 中空 (軽量化・材料の節約)
③ 体の前と後を別々に鋳込み、その後くつっける(量産化)
④ 色つけは一筆書きの様な仕上がり
⑤ 素朴で雅やか ・・・・全国の収集家の根強い人気(佐土原人形は専門家の中では全国的に有名です)

現代的に言う『ゆるキャラ』にフィットしているかも???

400年の月日を経ながら佐土原人形は今日まで守り継がれている。 
現在では2軒の工房で作られていますが、ここにも高齢化の波が押し寄せ、継承者育成と伝統技術の継承が課題です。
現状のままで行くと10から15年後には間違いなく佐土原人形の火が消えそうです


佐土原工芸会では一昨年から佐土原人形の伝承』を <なんとかせんといかん>と、佐土原人形伝承部会を結成し活動しています。
その中で、大正~昭和初期に活躍した佐土原人形師の貴重な人形鋳型・人形焼窯の現存を確認した。
現物の保存はもちろん、何とか当時の造り方を再現して後世に残せないか? と検討を繰り返した。
何をするにしても『先ず、資金』がはばかり、お金の手当ては自助努力だけでは大変です。
市からも支援を受けて、『伝えていきたい佐土原人形』のDVD化を進め今1月に完成しました。


完成を記念して『伝えていきたい佐土原人形』 完成上映会を開催

日時 2月8日(月) 夜 6時開場 6時30分開映

場所 宮崎市佐土原総合文化センター 小ホール

    入場料 無料
     
    上映時間  約35分

是非、お越しください







伝承とは古くからあった『しきたり(制度・信仰・習俗・口碑・伝説などの総体)』を受け伝えてゆく事=広辞苑より

  
Posted by dohmu at 22:38Comments(4)